で、エンドロールなんですけど、
イチの調査報告書などが流れるんですよ。

そこでは、同級生の証言「いつかやるんじゃないかと思った」
などが書かれているんですけど、イチの幼少の頃の写真などが出てきまして・・・。

イチは、自営業の父親、それを手伝う母親の間に一人っ子として育ち、寡黙だが暴力などふるったことのない父親と、優しい母親に育てられてきたわけです。

そう、やっぱイチは先天的な暴力性を持った人間で、それを正当化するために、緻密に設定された妄想を作り出す人間だったわけです。

で、あのジジィが喜ぶわけですわ。
設定さえ与えてやればいいわけだ・・・と。